大人2人+子ども1人、2DKでの半年間

大人2人と子ども1人で暮らす2DKのわが家で、K11+を約半年、ほぼ毎日動かしてきました。結論から言うと、本体とステーションのコンパクトさ、吸引力、間取りを把握する賢さにはかなり満足しています。

使って実感したメリット

  • 本体もゴミ収集ステーションもかなり小さい
  • 日常のホコリやゴミをしっかり吸ってくれる
  • 2DKの入り組んだ間取りでもマップが正確
  • 運転前の床片付けが自然と習慣になる
  • アプリで消耗品の交換時期をまとめて管理できる

ここは少し気になった

  • おもちゃやコード類は事前に片付ける必要がある
  • 吸い込み口に長い髪が残ることがある
  • ステーションへのゴミ収集音はしっかり響く
  • 水拭き用パーツの着脱が少し面倒
  • 段差のある浴室などには自力で入れない

「床拭きまでボタンひとつで全自動」を望む人には向きませんが、「小型サイズで日々の掃除機がけをしっかり任せたい」という用途にはぴったりの一台です。

わが家の使用環境

購入時期・価格2026年3月5日/SwitchBot公式サイトにて39,800円
使用期間約半年間(ほぼ毎日稼働)
間取り2DK(8畳・6畳・6畳)
家族構成大人2人、子ども1人
フローリングのみ、カーペットなし
運転頻度子どもを保育園へ送ったあと、午前中に1回
入れない場所段差のある浴室

狭い2DKでも「置き場がない」とはならなかった

箱から出してまず安心したのが、設置面積の小ささでした。本体は248×248×92mm、ステーションは240×180×250mm。どちらもかなりコンパクトです。

ソフトパックティッシュとK11+本体、ステーションの大きさ比較
ソフトパックティッシュとの比較。本体だけでなくステーションもコンパクトです。
K11+のステーション天面にティッシュを置いたサイズ比較
ステーション天面のサイズ比較。ティッシュは撮影用で、ここを収納場所として使っているわけではありません。

一般的なソフトパックティッシュと並べてみても、その収まりのよさが分かります。部屋の隅にすんなり収まり、生活動線もふさぎません。「置く場所がないから」とロボット掃除機を諦めていた手狭な間取りでは、このサイズ感そのものが大きな強みになります。

椅子の脚は少し引いて、通り道だけ開けておく

小型とはいえ、ダイニングテーブルの下に椅子の脚が何本も集まっていると走りにくくなります。そのため、わが家では運転前に椅子を少しだけ引いています。

K11+が通りやすいようダイニングチェアを引いた状態
運転前に椅子を少し引いた状態。完璧に片付けるのではなく、通り道を作る程度です。
ダイニングチェアの脚の間を走るK11+
椅子の脚の間を走行中。こうした狭い場所に入れるのは、小型モデルを選んでよかったところです。

完璧に片付ける必要はなく、K11+が通れる幅を確保するだけ。椅子の脚の間を抜けていく様子を見ると、小型機を選んだよさを実感します。

小さいのに、驚くほどゴミを吸い上げる

買う前は「サイズが小さいぶん、パワーも控えめなのでは」と思っていましたが、使ってみるといい意味で予想外でした。メーカー公表の吸引力は6000Pa。毎日走らせていても、きちんとゴミが取れています。

保育園へ送ったあとの午前中に走らせるのが日課になり、自分で掃除機をかける回数も減りました。「1回で隅々まで完璧にする」というより、「日々の汚れを少しずつリセットしてくれる」感覚です。

床の片付けが、不思議と苦にならなくなった

床にコードやおもちゃが散らばっていると、巻き込みや回避動作で掃除できる範囲が減ってしまいます。掃除前の床片付けは、正直少し面倒です。

ただ、「床のものさえ上げれば、あとは掃除してくれる」という分かりやすい見返りがあるため、以前より片付けのハードルが下がりました。掃除機に合わせるためのひと手間が、結果的に部屋をきれいに保つ習慣につながっています。

複雑な間取りも正確にマッピング

最初の走行で部屋の間取りを読み取り、以降は複数の部屋を行き来しながら掃除します。家具が多く少し入り組んだ2DKでも、ここまで正確に把握できるのかと驚きました。

SwitchBotアプリに作成された2DKの清掃マップ
実際に作られたマップ。赤い枠は進入禁止に設定したエリアです。

アプリ上で進入禁止エリアを自由に囲めるため、入ってほしくない一角を簡単にブロックできます。浴室は入口に段差があるため、K11+は入れません。家全体をロボット掃除機に合わせなくても使えています。

消耗品の交換時期を頭で覚えておかなくていい

紙パック、フィルター、ゴムブラシ、サイドブラシの交換目安は、アプリ上でまとめて確認できます。「いつ交換したっけ?」と自分で覚えておかなくてよいのは助かります。

フィルターやブラシの残り時間を表示するSwitchBotアプリ
撮影時のお手入れ画面。残り時間と割合を確認できます。画面だけでなく、実物の汚れも確認しています。

メインブラシが毛ではなくゴム製なのも、購入時に気に入った点でした。髪が絡んだときも手入れしやすそうだと感じたからです。

気になった点1:長い髪が「しっぽ」のように残ることがある

掃除を終えてステーションへ戻ると、自動で本体からゴミを吸い上げます。ただ、わが家では長い髪が完全に吸い込まれず、吸い込み口に挟まって少し外に出たままになることがあります。

致命的ではないものの、毎回ノータッチというわけにはいかず、数回に一度は吸い込み口をチェックするようになりました。

後日、実際に長い髪が残ったときの写真を追加します。メーカーが案内している「ブラシへの絡まり」とは別に、自動収集時にわが家で起きたことです。

気になった点2:収集音はそれなりに響く

走行中の音は日中なら気にならない程度ですが、掃除完了後にステーションへゴミを吸い上げる瞬間は「ゴォーッ」と大きな音がします。

わが家では家族が出払っている午前中に動かすので支障はありませんが、夜間の自動収集は避けたほうがよさそうです。アプリのおやすみモードでは、自動収集をしない時間帯を設定できます。

気になった点3:水拭き機能は次第に使わなくなった

市販の使い捨てシートを取り付けて水拭きもできますが、パーツの準備やシートの着脱は手作業です。そのひと手間が面倒で、だんだん使わなくなりました。

モップの洗浄や乾燥まで自動で行うタイプとは違うため、「水拭きはおまけ。たまに使えれば十分」と割り切れるかどうかが、評価の分かれ目になりそうです。

比較検討の末にK11+を選んだ理由

もともとのきっかけは、2026年2月ごろに知ったアイロボットの「Roomba Mini」でした。「このくらい小さいなら、家具のあるわが家でも使えるかも」と思い、小型モデルを調べ始めました。

K11+は必要な機能に大きな不足を感じず、ゴム製ブラシで手入れもしやすそうでした。さらに購入時は、通常価格表示59,800円から2万円引きの39,800円。交換用抗菌紙パック4枚も付いていたため、機能と価格のバランスでK11+を選びました。

SwitchBot公式サイトでK11+を39800円で購入した注文画面
筆者購入時の画面。価格やキャンペーンは時期により変わる可能性があります。

まとめ:2DKの生活には、この「小ささ」がちょうどよかった

長い髪が吸い込み口に残ることや収集音、水拭きの手間など、手放しで完璧とは言えない部分もあります。それでも、「狭い部屋で日々の床掃除を無理なく自動化する」という目的には、K11+の小ささと基本性能がよく合っていました。

「ロボット掃除機を置くスペースがない」と導入を迷っていた家庭にとって、現実的な選択肢になると思います。

K11+ Proは別製品です。この記事で使っているのは通常のK11+です。

参考にした公式情報

メーカー公表仕様・価格・キャンペーンは変更される可能性があります。最新情報は公式サイトでご確認ください。